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自己理解は、自分を変えるためではありません
― 生きやすくなるための「自分の取扱説明書」をつくる ―
こんにちは。
心理相談室あじさいのへやです。
「自己理解」という言葉を聞くと、「もっと良い自分になるためのもの」と考える方も多いかもしれません。
もちろん、自分を知ることで変化が生まれることはあります。
でも私は、自己理解の目的は自分を変えることではなく、自分を活かすことだと考えています。
例えば、
疲れやすい。
考え込んでしまう。
人といると気を遣いすぎる。
こうした特徴は、「直さなければいけないもの」と考えられることがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
疲れやすいなら、休むタイミングを知ればいい。
考え込むなら、その力を分析や計画に活かせるかもしれません。
気を遣えるなら、人の気持ちを大切にできる人とも言えます。
同じ特徴でも、見方によって意味は変わります。
自己理解とは、長所探しでも短所探しでもありません。
自分という人間を、丁寧に理解していく作業です。
私はよく、
「自分の取扱説明書をつくるようなもの」
と表現しています。
調子を崩しやすい時期。
ストレスがたまりやすい状況。
安心できる人。
力を発揮しやすい環境。
そうしたことを一つひとつ知っていくことで、少しずつ生きやすくなっていきます。
自己理解には時間がかかります。
だからこそ、焦る必要はありません。
少しずつ、自分のペースで。
その積み重ねが、これからの人生の土台になっていくのだと思います。
心理相談室あじさいのへやでは、自己理解を「自分を変えるため」ではなく、「自分を活かすため」の時間として大切にしています。
自己理解とは、自分の良さを解釈していく営み。
心理相談室あじさいのへやでは、臨床心理士・公認心理師が、あなたらしい生き方を一緒に考えるお手伝いをしています。